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NISA投資、老後を意識する50代~リタイア世代の戦略
戦略をしっかり練る
何においても投資については戦略をしっかり練ることが大切です。日本株で株主優待や配当利回りを期待するのもアリです。株価の値上がりよりも安心感のある投資です。比較的値動きの大きい株式であっても、株主優待や配当利回りで選べば、実際にはリスク軽減されたのと同じです。
ただし、必要ない優待をもらっても魅力はありませんから、銘柄選びは優待内容を確認するようにしましょう。ちなみに株主優待人気が高い銘柄では、権利確定日が近づくと株価が上がる傾向になっています。つまり株主優待狙いでも、投資タイミングはあるのです。
定期的な収入が欲しいのなら毎月分配型ファンドがあります。これはいろいろ賛否両論があるようですが、再投資する必要がないシニア・リタイアメント世代なら、利用する価値アリです。
お勧めは基準価額の変動が小さい投資対象ということで、外国債券ファンドの為替ヘッジありタイプなどがお勧めとなるでしょう。
いずれにしてもNISAは損をしたらデメリットしかありませんから、勝ち逃げでもいいので勝たなくてはならないのです。他の口座との損益通算はできず、口座は1年単位なので、そうした性格のものなのです。
短期なのでリスクは高くなりますが、低位株やレバレッジ型ETFでハイリターンを狙うという考え方もあります。
ある程度中長期にするなら、東南アジア、ロシアなどへ投資するファンドを積み立てるという狙いがあります。
ちなみにNISA口座でポートフォリオを考えなくてもいいのです。ポートフォリオは保有する金融商品全体で考えることで、1000万円の預貯金のうち、NISA口座で株を100万円買ったとしても、資産全体から見たら10%でしかありません。NISAの中で分散を考えることはないのです。少額でもいいので確実に非課税メリットを生かす投資が求められます。老後を意識するにしても、ことNISA投資については、短期での利益を目指すということを忘れないようにしてください。
NISA投資、老後を意識する50代~リタイア世代の戦略