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NISA投資、老後を意識する50代~リタイア世代の戦略
投資経験や目的について
さてシニア世代ですが、年齢はいっしょでも、こと投資経験となれば人それぞれです。50代以降ともなると、自分のそうした投資経験を踏まえて、金融資産残高もよく考慮して運用方針を検討する必要があります。
退職金をもらって、今度はそれを増やそういうことで投資を始めたのはいいのですが、逆に資産を大きく減らしてしまったりしたら元も子もありません。何より自分の投資リテラシー(理解・解釈・分析)をしっかりすることが重要です。
今までに投資経験があって株式投資をするというのなら、若い世代と同様にETF(Exchange Traded Funds)の値上がりを狙うのも手です。ETFは、証券取引所に上場して指標(株価指数など)への連動を目指す投資信託のことです。ETFには「東証株価指数(TOPIX)」に連動するETFがあり、TOPIXは、東京証券取引所は発表する東証第1部銘柄の動きの株価指数です。
投資経験がなくて慎重な人なら物価連動国債ファンドが向いているでしょう。通常の固定利付国債なら発行時元金額が償還時まで不変です。利率も全ての利払いで同一です。
これに対して物価連動国債では、元金額が物価動向によって増減します。物価が上昇すれば、それに応じて元金額も増加します。利払いは年2回、利子は各利払時の想定元金額に表面利率をかけて計算されます。欧米諸国でもこのような物価連動国債は発行されています。
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